03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
『貴女は俺がいなくなったら死んでしまいそうな気がする』
いつも表面では何でもないような顔して笑ってた
心配されたら
わざととぼけてみせて
馬鹿っぽく振る舞って
気付かれないように必死だった
そう振る舞う癖がついたみたいに
いつしかそれが当たり前になって
気付いたときには
誰にも弱音吐けなくなってた
それなのに
誰かに助けて欲しくて
寂しくて悲しくて
孤独が怖くて
いつもぎりぎりのところでなんとか生きてた
そんなとき 君はこう言ったんだ。
君がいるから君がいたから生きていけたんだ。
普段はそんな素振り見せないで馬鹿げてみせたり
無理な笑顔作るのに必死だった
それに精一杯だった
だけど
君には分かっていたんだ
隠せなかったんじゃなくて君は
あたしの悲しい嘘に騙されないでいてくれたってこと。
見破ってくれたってこと。
本当のあたしを見つけてくれたということを。