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ちっちゃい頃
学年で誰よりも背が小さかったあたしは
いつも空を見上げてた
悲しいときも
嬉しいときも
いつでも瞳には空があって
本気で夕日と追いかけっこしたり
夢中で月とかくれんぼしたり
それはそれはもう
馬鹿な子供時代で
空だけじゃなく
誰と話すときも見上げる癖がついていたあたしは
限界も
ゴールも
自分の壁も
そういえばまだ知らなかったんだ
いくら過去が美しくても
昔には昔の悩みがあって
今には今の悩みがある
戻りたいなんて思わないけど
たくさんの広い世界を自分の目で見ようとしてた
そんな幼いあたしを
見習いたいな
やがて背は伸び
ハイヒールに慣れ
見上げることも忘れ
視界も世界も 狭くなる
背伸びもしすぎたら
駄目んなっちゃうかもしれないね
たまにはしゃがんで
足元を振り返ろう